胸を張れ!酪農系女子

酪農に関わる様々なことを発信していくブログです

No.1 ジャパンブルーおこっぺ 冨田牧場

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一般的なチーズの図

 

何度か食べたが、刺激が強く、苦味もあるため美味しくないものだと思っていたブルーチーズ

 

そのブルーチーズがここのチーズを食べて大好きなチーズになりました

 

今まで食べたブルーチーズとは違って、刺激が強過ぎず、とってもマイルドな味でした

日本酒との組み合わせが最高

 

以下、個人的な分析を載せます

 

  

外観

チーズの見た目について

 

中身

アナトー色素が入っているためオレンジ色をしている

青カビの量は比較的少なく、主に穿孔の跡にカビが目立っていた

 

テクスチャー

チーズの感触やについて

 

触感

表面はしっとりしている

柔らかく崩れやすい(カットの際は要注意)

 

食感

青カビが生えたところは多少の粒感はある

滑らかで、ねっとりしている(アナトー色素が入ってるから)

 

風味

チーズの香りや味について

 

香り

青カビ特有のケトン臭がある

牧草の爽やかな匂いがする

ここの牧場特有のミルクの香りが残る

 

程良い塩味と旨味がある

牛乳の脂肪分の高さを感じる甘み

 

最後に

ここの牧場はチーズも本当に美味しかったが、何よりもこだわりが凄い

  原料に勝る技術なし

という座右の銘を社長である冨田泰雄さんは掲げており、その言葉通りチーズ作りには欠かせない牛乳の味を安定したものにするため、牛乳を作る牛、牛が食べる牧草、牧草をつくる土、と最終的には土作りが1番大切だと考えている

 

実際に、現在は有機質を土に還元する循環農法も行っており、本当に素晴らしい味の牛乳を生み出していた

 

もし北海道に訪れる機会があれば是非立ち寄って欲しい牧場